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1:事業計画立案の全体の流れ
始めに・・・起業にはエネルギーがいる。
エネルギーを徐々に高めていって、タイミングと判断したら、決断し、一気に実行する。そして持続力は粘り強くなければならない。
せっかく「お店をもちたい」とか「会社を起こしたい」と決心したのならば、その自分の気持ちを大切にして、夢を具現化することだ。頭のなかの夢は、やはり夢でしかない。
現実に具現化してこそ、本当の自分自身に一歩近づくことになる。
その第一歩は、まず自分の夢を、紙面に書いてみることである。
ただ漫然と書くのではなく、以下のように「6W2H」によって、
基本的な考え方を明確にする。
書き方は、各項目をシンプル、ショートに。
目の前にいる相手に、わかりやすくプレゼンテーションするつもりで。
事業計画を立てる際は、以下の表のように、様々な項目を検討しなければならないが、まず事業のラフスケッチを作成し、その上で、より具体化していくというのがスムーズだ。
このラフの段階で大切なのは、「6W2H」というのがベースである。
〔6W2H〕
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Why? |
なぜ、この事業を始めるのか?
起業への出発点で触れているので参考にして欲しい。
「現在、勤めている会社では能力が生かせないから」とか「生きがいがほしいから」など、自分にひき寄せた個人的な理由ではない。えてして、それらは現実逃避な要因がある。
本当に能力を生かせる人は、どこにいても活路を見出す。
起業するなら、あくまでも、やりたい事業について、なぜ必要とする人がいるか、を最優先に考える。 |
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What? |
商品・サービスの具体的内容は?
顧客に対して、どんな商品やサービスを提供しようとしているのか。
この商品で顧客ターゲットの感情を動かせるものかイメージしてみる。本当に受け入れられるものかどうか。
顧客にとっては、商品・サービスが、あなたとの接点であり、どう感情を動かされるかが判断基準となる。
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Where? Whom? |
「Where」は市場。
「Whom」は、さらに絞り込んだ顧客。
商品・サービスを提供する顧客ターゲットは、出来る限り絞り込む。
絞り込めば絞り込むほど、相手の感情を動かす為のアプローチの切り口が見つけやすくなる。
商品やサービスをどういった市場で売るのか。
その市場はエリアが限定されているのか、いないのか。
具体的な商品やサービスを売る市場規模を調べ、そのなかで自分の商品やサービスが、どのくらい割合を占めることを目標にするか、市場シェアを考える。
さらに、性別、年齢層、ライフステージといった顧客層を分割して考えるセグメンテーションを下調べしておく。
または受注先として考えられる取引先候補を調べる。
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How to? |
どんな特徴で、どんなノウハウを使うのか?
商品・サービスを、目指す市場・顧客に提供する際に、どうやって競争優位性や独自性を発揮するのか検討する。
競争相手は誰か。
相手の強み弱みは何か。
相手に勝つためにできることは何か。
「販売力」「商品の優位性」「物流の効率性」といった特徴を発揮するには、差別的なノウハウが必要となる。
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When? |
どのようなタイミングで始めるのか?
本格的に事業をスタートする際、「人財」「資金」を、どんなタイミングで投入するかが、分かれ目となる。
どの時期に、どんな人と、どれ位の資金が必要かという「時」の概念を明らかにすることで、事業計画が出来上がる。
季節や将来的な社会動向予測なども考慮に入れよう。
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Who? |
誰がやるのか? 誰とやるのか?
事業内容と、それを実現するフローの中で、どんな人材が必要になるかを考えなければならない。
誰が、どのような能力や経験をもって働くのか、パートナーや、将来の従業員も含めて考える。
まず、自分のパートナーの能力を判断し、事業を進める上で、ほかにどんな能力や経験を持った人が必要なのかを検討する。
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How much? |
資金は? 売上高や利益の目標は?
起業前、そして、起業後、操業していく上で、どれだけの資金が必要になるのか。
また、それが、どんなタイミングで必要になるのか。
事業フローや売上見込みと合わせて検討し、具体的な資金計画、資金調達法につなげる。
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すなわち、なぜ、自分がこの事業を始めるのか、という動機を煮詰め、どんな分野でどのような事業を行なうのかを、簡単に考えることによって、実現の可能性を確かめていくのである。
動機とは、既に触れてきたが、自分がどうして始めたいのかと、社会的必然性はあるのかという両面から検討されなければならない。
始めたい気持ちが本当に強ければ、苦難に出会っても乗り越えられる。
また、社会が求めている事業とは、あなたが独り善がりで「いい」と思っているものではなく、すなわち、社会が応援してくれる事業であり、それだけ成功する確率も高い。
その気持ちが確認できたら、事業内容、ターゲット、市場環境、顧客メリットなどを1〜2時間程度で書いてみよう。
この段階で書けない項目がでてくるのならば、実現性に危うさが潜んでいる。
この後には、もっと、具体的なプランニングが待っている。
具体的な事業計画の立案段階では、先に触れたラフの項目を、一つ一つ詰めていき、合わせて、「When?」「Who?」「How much?」を考える。
事業計画書とは、資金調達のプレゼンテーションツールというだけでなく、自らを成功に導く為のシナリオであることを忘れてはならない。
事業を取り巻く環境は、時々刻々と変わっていくので、状況が変わればドラマが変わるように、事業プランも逐次、練り直しをしていくべきである。
資金調達のためには事業計画書の「形作り」も大切だが、自分の事業シナリオをどう立てるのか、そこから考えていこう。
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