10×
いきなりですが、神田昌典先生のメールマガジン『仕事のインサイト365』より引用させていただきます。
(ご関心のおありの方は、上記リンクから登録ページへアクセスできます)。
(「インサイト」とは直訳すると、「洞察・見識・視野に入る」などのようです)。
今回、引用したかったのは、以下の” “の文言です。
10×目標を宣言しよう!
10倍の目標を掲げた途端に、「恐怖」が訪れる。
しかし、できたとしたら…と考えたとたんに
意外な解決策が浮かび上がる。
だから実は、10倍目標のほうが、ずっと楽しいのだ。”
『グーグル成長の秘密は、こんなに簡単だった』(” Measure What Matters” John Doerr著)は、10年に一度の良書と言われているそうですが、上記の引用はその中で示されているようです。
10倍の目標を立てるから、10倍のパワーが出てくるというのは、今まさしく私も感じていたので、ついピクッと「おぉ!」と反応してしまいました^^
このことについては関係者からの刺激も良い意味で作用しましたが、ご本人はそのつもりではなくとも人に影響を与えているんだなぁ~と、私は勝手にしみじみご縁を有り難く感じていました^^
イコール自分であってこそ
もちろん、この10×~が作用するには、何でもかんでもではないと私は思います。
人はロボットやマシーンではありませんので、目標が、自らのココロの奥深くと結びついているかどうかが、何より大事ですね^^
自らのココロの奥深くと結びついているかどうか、この視点については、コチラの過去記事『活動者にとっての「Why(なぜ?)」』も参考になりましたら幸いです。
起業家育成で世界的に有名なマイケル・E・バーガー氏の言葉で『ビジネスは生まれる基となったアイデアより 、大きく成長することはない』というものがあります。
この言葉からも、目先だけを観ていたら、いつまでも、そのままとも言えますね。
自らの経営理念やミッション、そしてビジョン…。
「経営理念」は「Valu」で自分の存在価値、そのための「ミッション」は「使命・方向性」であり、「ビジョン」は「定量的ゴール」で将来像のイメージです。
- 「経営理念」のために「ビジョン」があります。
- 「ビジョン」のために「ミッション」があります。
- 「ミッション」のために、事業やサービスの「目的」が設定されます。
- その「目的」のために各取り組みの「目標」が設定されます。
そのように私は感じております。
その活動理念が、どこかからの借り物やハッタリなどということは絶対にあり得ないと思いますが、「理念=自分」であることが重要というのは言うまでもありませんね。
補足するなら、今スグに実現できるかどうかという近視眼的な視野ではなく、自分自身が「生涯をかけてでもやり遂げたいこと」を言語化するものです。
深く観ていったところの内観×外観で、まさしく存在価値に結びついているものと言えます。
弊社の経営理念・ミッション・ビジョンについては、現段階ではシンプルな提示に留めていますが、こちらのページに掲載しております。
私が理念に掲げた「価値ある影響を創造する」とは、かつて、走馬灯を観たときに大きく全身を包み込み、強く感じさせられたものに結びついています。
そうして、この経営理念に書いたことは起業前から強く想い続けていたもので、このために起業しか選択肢がないと感じてきましたし、骨身に染みる切実な想いを深く考え抜いて言語化したものです。
未だに、その10分の1も達成していないようにも思いますが…^^;
次に「ミッション」や「ビジョン」については、実に今更ながらですが…私は最近になって外部に出すものとして、まずはシンプルにですが言語化しました^^;
そんな大企業・中堅企業というわけでもない小規模事業者だし、まぁ別にいいかなぁ~と思っていたところがありましたが、後述する実感も含めてスグに意味のあるものでしたね^^;
これらは社会背景・社会問題などと関連するものですが、いずれ、エビデンス(客観的な事実根拠)も踏まえて、もっと明確に肉付けをした表現にブラッシュアップさせます。
ですが、これは対外的に示すという意味だけでもなければ、格好つけ?でするものでもなかったのは言語化してから感じ取れました。
こんなシンプル版に言語化しただけでも…、元々、ココロの中にあったものを言語化しただけなのに、思考やマインドに嬉しい変化がスグに訪れました(^^)
ミッションやビジョンに添って倍速以上の思考になっていくから、自分でも「へぇーー」と感じています^^
まるで、10年スパンでの計画すら、ガラッとブラッシュアップ出来そうな効果を感じますね。
それに対外的にも示すからこそ、その内容に沿って寄ってくる可能性が上がるのであり、示さなければ、何も伝わらないままかもしれません。(きっと、そうでしょう)。
視えてくると感じられてくると、楽しい^^
その実現はイコール自分だからこそ成し遂げないと、到底、気が済まないし辿り着くために×10の目標が必要なら、負担とは感じずに生きる道が視えてくるようで嬉しくも私は感じています。
そりゃ、完ペキに道筋が視えるなんて超能力みたいなことはありませんが、それでも観えてくるものが明らかに増えてきてチガウ……。
まるで、どこに向かっていけば良いか分からない人生よりは、ずっとスカッとしています^^
そうして、イコール自分(自己一致)が伴っているなら、たとえ背伸びした目標であっても偽物ではないと感じます。
ところが「目標」などと聴くと負担にしか感じられないでメンタルブロックが発生するのでしたら、それは、どこか自己不一致だからですね。
何かを抑えつけている状態で、はなはだストレスだと思います。
そのような場合は、自分のココロの声をよくよく聴いて、それを世間に通ずる大人の姿勢と言葉で表していくことが、まず最初に大事ではないでしょうか。
けっして一朝一夕などではないと思いますが、観えてくると今までになかったような心地よさが味わえると予想します^^
経営理念などの言語化については『日本一わかりやすい経営理念のつくり方』(中経出版)などが参考になると思います。
ネイティブ・アメリカンの有名な言葉からー
「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい」
少しでも、このように生きたいね^^
~ 親愛なる娘へ
きみが生まれてきてくれた時のこと、思い出さない日は本当にないよ。
涙が出て止まらなかった、あの時…。
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