文章サポートの業務をしていますと、たまにお伝えする必要にあたることがあります。
「」(カッコ)を付けるワケ
いきなりダジャレになりますが、「格好をつけるワケ」ではありません^^
いわゆる、精神「病」と診断を受けた方々との交流は、私は以前から持つことがありました。
この記事では、ここ↑で「」(カッコ)を付ける理由について触れます。
一般的にも使われている、うつ「病」の「病」や、いわゆる「障がい」というキーワードについても同様です。
20代の頃には、その人権についての全国団体の代表の方に、駆け出しのフリーライターとして、お話をお伺いさせていただくこともありました。
そうです、私も20代の頃があったのです(笑)^_^
私のライターとしての当時の恩師も、「障がい」児・者と呼ばれる方々の人権に関わる分野をメインとしており、私も、ずいぶんとマンツーマンで教わってきた時期があります。
ご心配をかけっ放し、お世話になりっ放しの恩師に報うことが出来ているとは、未だに未熟者の私には到底、思えませんが、その頃からの影響を、私はやんわりと大事にしております。
「」(カッコ)を付ける意味
その恩師から、精神系の~「病」は、医療現場での業界用語であり、どうしても使わないとならないときは、自分の言葉ではない(業界用語)という意味で「」(カッコ)を付けるようにしていると聴きました。
恩師から「そうしなさい」と指示・命令をされたわけではありません。
「私は、そうしているのよ」と聴いただけです。
「」(カッコ)を付けてでも使うことがあるのは、業界用語であっても使わないと、何の記事か分からなくなる時の便宜上ですね。
そもそも「障害」とか「病気」と言っているのは、医療業界から発せられています。
私は、医療業界の人間ではありません。
福祉関係の現場で働いていた時期はありますが、精神科医ではありません。
その、私たちが誰かを「病んでいる」と、他人をカテゴライズ?するわけには行かないといった意味でしょうか。。。
「心が病んでいる」等々の表現は、今や世間で日常的に?使われるようになっているかもしれません。
使われていたとしても、きっと、大半は、そのようなつもりではないのは重々、感じるところ、または願いたいところです。
ただ、使わなくて済むのなら、違う表現に変えてでも使わないようにしたいと、私は思います。
例えば、「メンタルの症状を持っておられる方」という表現があります。
「症状」は目に見えるものとして出て来ることがあるので、素人でも分かることがあります。
目に見えるもの・・・「症状」について触れているまでですので、使う表現としても、まだ妥当かもしれません。
身体の症状ですが、「車椅子を使っている方」などですね。
ちなみに口頭では、「(精神系の)~「病」と診断されたことのある方」のような言い方にしている、と恩師から聴いて、私もずっと同じようにしていますし、そうしないと違和感を強く感じてしまいます。
少し、ややこしい言い方になるものの、自分の言葉としては使わない、という意味であり、本来はわざわざ区別すらしたくない、という意味だと思います。
ネイティブ・アメリカンの有名な言葉からー
「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい」
少しでも、このように生きたいね^^
~ 親愛なる娘へ
きみが生まれてきてくれた時のこと、思い出さない日は本当にないよ。
涙が出て止まらなかった、あの時…。
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