集客ツールを創る際(私の場合)
集客ツールを創ることとは、単に売り上げのことだけではなくて、そのご提供内容によっては、大切なかけがえのないご縁を創り出すため、さらには、ご縁の成長や向上のため、ということだと思います。
その起点の1つではないでしょうか?
そのための集客ツールを創る際、自分の感覚や経験則も大事にしますが、私は凡人であり天才ではないので、それだけに頼らないようにしています^^
その上で、おかげ様で、いくらかは堂々と実績と言えるものも得てこれたかと思います。
(嬉し恥ずかしプロフィール)。
これらは結局、自分だけの力では決してなくて、他者からの言葉をヒアリングさせていただいたり、リサーチしたりした上でのものです。
それらを多少のスキルやノウハウ(これはこれで、色々とあるわけですが)を使って、組み立ててきただけ、ということになりますね^^;
例えば、以下はざっくりとした一例ですが、この類のステップを踏むことで、から回りの度合いを下げて、反応していただける率を上げていくように考えます。
リアルに反応の良いフライヤーなどは(たまたま、当たったのを別にして)、創り方教本だけでは得られない、何かしら、以下に類似した客観的なステップを踏んで創られています。
・・・ これらを踏まえず、もし、から太郎さんになってしまうと、辛いものがあるかと思います。
ローマ帝国をつくるほど御大層な話ではありませんが、「ローマは一日にして成らず」というところでしょうか^^?
国は作れませんけど^^
(1)アタリを探る序章
最初の小さなテスト・マーケティングですね。
この(1)に限っては、全くの新規ではなく、アタリ先として以下の対象がある場合を前提とします。
以下で「関心の見込み度合いが高い」とは、差し迫った必要性と抑えきれない欲求、この2点が強ければ強いほど適しております。
- 既に、友好的な人間関係があり、関心の見込み度合いも高い方
- または、人間関係は薄くても、関心の見込み度合いが高い方
- 少なくとも、変に疑心暗鬼・意地悪に見られない関係性である方
- そのご提供内容(商品・サービス)の提供側(全くの同業者)でない方
- 暖かく、前向きに観てくれる方(関係性や性格など)
- 人数は少なくても良いので、気持ちよく熱心に声をいただける方
(上記がない場合は、ここは飛ばして次の章から進みます)。
まず、変更しやすいオンラインでの媒体を使って、思いの丈を、心を込めて丁寧に記していきます。
形態は、簡素なWEBページであったり、お手紙形式であったり、ドキュメントであったり、その時、そのお相手により、様々です。
ただし、送った後になって、ハッと気がつくこともあるかと思います。
しかし、メールの添付ファイルとして送ってしまうと、送ったものは手直しできませんよね。
ですので、いつでも手直しできるWEBページや、Googleドキュメントでの閲覧共有などの方式が良いでしょう。
ここでは、デザインなどを大して創り込みせず、素朴で野暮ったくても良いので、想いの丈を込めます。
想いの丈を詰め込みきってから、冷静になって精査や手直しをしていきます。
- 最低限、誤字脱字や、おかしな文言は手直しする
- 文章の構成・順番も見直し・改訂する
- 改行もマメに加える
・・・などなど、ある程度は、内容を読みやすく整えておきますが、完璧を求めないでいきます。
これらは一般公開せず、限られたお相手のみに観ていただく、たたき台のような位置付けです。
基本的に、この段階では言葉は多くても良くて、読み手には、全て読んでいただけることも期待しません。
たくさん出てくる、想いの丈からの言葉やメッセージ・・・。
それら一つ一つは宝ものですので、大切にして、どこがもっとも響くのか、アタリを探ってみたいところです。
思いもかけず、こっちの言葉のほうが良かったんだ、ということもあります。
ここで、もし、自分の勘だけで行きますと・・・
- 1.もっとも、反響が得られるメッセージ (*^^*)
- 2.まぁまぁ、反響が得られるメッセージ (^^)
- 3.少し、反響が得られるメッセージ ^^;
これらの選定が、自らの思い込みだけになってしまうかもしれません。
1.より、3.のほうを優先してしまうことだってあり得るかもしれませんね。
誌面(スペース)が限られるものにしていく場合は、この言葉やメッセージの優先順序を客観的に把握していくことが欠かせず、絞り込みは後のステップで行ったほうが、取りこぼしが抑えられます。
そのために、試しに想いの丈のメッセージを見てもらったり、お試しに参加していただいてから、印象や反応を直にヒアリングします。
どこに、何に、もっとも反応するか、インパクトが残るのか、について、自らの思い込みだけでは決められません。
例えば、講座の実施であれば、プレ実施(お試し実施)して、実施中の反応や、ご参加後の声などからも、響くポイントや言葉を見い出していきます。
自分軸も大事ですが、お相手軸を、ちゃんと観て反映させていくということです。
机の上だけでの産物ではなく、「現場主義」で進めるとは、このようなことです。
ここでも、「事実と意見は違う」ですね。
ですが、このステップだけでは人間関係もあり、気を使っていただけて、かえって見えないところも出てきます。
そこで、まずは次のステップに進みます。
(2)世間での反応を、明確に探り始める
客観的なリサーチを始めていく、エコー検査のようなステップです。
次は、段々と一般向けにも公開していけるものとして観ていきます。
世間でどこまで反応を得られるか、その確率を上げていくために次は、検索されやすい関連キーワードをリサーチします。
一般公開することを想定した場合、最初にする基本で必須のリサーチです。
関連キーワードに対して、世間でのリアルタイムな検索されている数を出して、数値も添えて表に記録していきます。
他に、横隣りある使えるキーワードや複合キーワードもストックしていきます。
自らの人間関係や関係先という限られた範囲ではなく、マーケットを明確に観ていくステップですね。
ここは、いわば、機械的に淡々と行なうステップです。
手順やコツを学んでいないと正確に出せませんが、慣れてしまえば、そう日数がかからずに出来てしまいます。
(3)一般向け・” 初期版 “の集客ツール制作
誕生「おぎゃぁ~」のような?ステップです。
上記ステップ(1)・(2)から、表現に使うメッセージ素材(言葉や文節)の優先順序や切り口、デザイン・構成などを、具体的に決めていきます。
ここまでして、何を要約のポイントにするのかが、客観的にも見えた上で創り始めることが出来る、スタート地点に立ったことになります。
この段階でも、あくまで ” 初期版 ” に過ぎません。
初期版でもそれなりの反響を得られることもありますが、得られなくても、気に病むほどのことではありません。
本来は、ここで、ようやく、スタート地点ですので、ここで止めたら、大したことはありません。
いい加減なマーケッター(もどき)の人は、ここぐらいでスゴイでしょ、とドヤ顔されるのかもしれませんが、ここで自己満足して止めてしまうと、もっと高められるものが高まらないばかりか、反響も先細りしていくことが多いようです。
瞬間最大風速のものや、砂上の楼閣のようなものは、私はスゴイとは思いません。
ここから少しずつ、一般公開していき、反応を一覧表に記録していきながら、言葉やメッセージ、デザイン・構成を変えたりしながら、複数パターンのテストを重ねていきます。
言葉の使い方1つの違いでも、実際に10倍以上の反応率の違いが出ることも、リアルにあります。
これらの対象は人間関係のない新規様が多くなってきますが、同時に、この段階での印象や感じたことなどの声を募集するノウハウもあります。
(2)ブラッシュアップ(見直しと改訂)
生まれてから、やっと、本当の一歩です。
随時、反応や声を観ながら、上記のステップを継続的に繰り返して、惹かせる精度を上げていきます。
ブラッシュアップの具体的な視点や内容については、長くなりすぎますので、ここでは割愛します。
その結果、世間では「おぉっ」と思われる反応率も出せるようになり・・・という感じです。
急がば回れ
人によっては、集客ツール1つで、ここまで?!と思われることもありますが、(急いでいないかもしれませんが)急がば回れで、このほうが自己満足でとどまることなく、フライヤー自体が持つ結果が早くなります。
対面して笑顔の手渡しでなくても、まったく人間関係がない先にでも通じる確率が高くなっていきます。
つまり、何もないところからでもご新規様を集める時、一般公開の際の反響の違いになります。
感覚や経験則は大事ですし、私も使います。
ですが、それだけですと、当たりハズレという賭けチラシ、確率の見えにくい手探りの暗中模索にハマるケースが、巷では見受けられます。
そのようになることを避けられると共に、繰り返すことで、反応を取りやすい感覚も上げていけることになる近道です。
このことは、大切なご縁を創り出したり、かけがえのない、ご縁を育てていく、ということになります。
万人に受けるものはない、と言いますように、どこまでやっても完璧はありませんが、近づける・高めることは出来ると思いますm(_ _)m
もし、ご関心があれば、以下の私の拙・記事では、もう少しだけ、掘り下げて書いていますm(_ _)m
ネイティブ・アメリカンの有名な言葉からー
「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい」
少しでも、このように生きたいね^^
~ 親愛なる娘へ
きみが生まれてきてくれた時のこと、思い出さない日は本当にないよ。
涙が出て止まらなかった、あの時…。
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