名医フーカーの健康法

本多静六さんの書籍『私の生活流儀』に書かれている『名医フーカーの健康法』が目に留まりました。

これらを見て、出来ているところもあるし、出来かけているところ、出来ていないところもあるなと思いましたが、たまに見直してゆるくチェックしてみてもいいかな、と思いました。

以下に転記します。

(同著の初版が発行されたのは、2009年です)

名医フーカーの健康法

  1. だんだん年をとるという考えを 頭の中から駆逐せよ
  2. 食糧を厳に節せよ
  3. 常に前途をたのしめ
  4. 困難に挫折することなく かえって良き教訓として奮起せよ
  5. 憤怒するな
  6. 明日のことを思いわずらうな
  7. 過去をして過去を葬らしめよ
  8. 働いて遊び 遊んで働け
  9. 娯楽を持て
  10. 金銭目的の競争場裡に立つな
  11. 常に善事を行え
  12. 思慮は密なるをよしとし 食物は淡きをよしとす
  13. 清潔なる食事と 清潔なる思想
  14. 新鮮なる理想と 空気を多く吸え
  15. 高尚なる目的と活動
  16. 生活を複雑にするな
  17. 笑って 若やぐべし
  18. 猪突猛進の生活をするな
  19. 後日のために貯蓄せよ
  20. 自己のためにのみ生存せず 他人のために生きよ

 

なお、本多静六氏(1866年、埼玉県久喜市の生まれ)は林学博士であり「日本の公園の父」として知られた方で、日比谷公園をはじめ、全国60以上の公園の設計に携わったり、国立公園の創設にも尽力して来られたとのことです。

それらだけではなく哲学者・思想家でもあり、東京大学名誉教授もされていました。

Wikipediaでの紹介はこちらをクリック

生涯を通じて日本の思想や倫理学に貢献して、特に生活の智恵や倫理など370冊余りの著書があります。

多くの著書が広く読まれ、彼の教えは日本のみならず国際的な注目を集めて、日常のあり方に深い示唆を与え、心の豊かさや人間性の重要性を探求するものとなっています。

その洞察力と教える力は多くの読者に感銘を与え、彼の没後でも現代の生活の指針として尊敬される存在にしています。

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