2019/09/18

傷だらけで血の止まらぬまま
望んでもいない 冷たい雨の路地裏を歩く人達
濁流の波に理不尽への怒りと
哀しみが奮い起こされ
眠れぬ夜を通り越して朝を迎える
表向きは平然ぶって過ごしても
心は雨を小雨にするための思考が動く
このまま朽ちてなるものかと
朽ちさせてなるとのかと
濁音に呑まれる姿を減らすために
自分が出来ること
自分だからこそ出来ることを
生きた証として
嘘も欺瞞も理不尽も
不条理も 憎しみも 怒りも 哀しみも
一つでも少しでも カタルシスさせたくて
積み重ねてきたものを総動員して
生命をかけて 創っていこうと思うんだ