ピースとの出逢い

我が家の猫は「ピース」という名前です^^

今も私の、すぐ横におります^^

今回は、ピースとの出逢いを思い出して書きますが、気の向いた方だけお読みいだたければ幸いです。

 

ピースとの出逢いは「必然」、まさにそんな感じでした。

出逢ったのは、1999年の3月末か4月に入った頃だったと思います。
今からですと、18年前ですね。

まだ肌寒かった日の夜、強めの雨の日だったのを覚えております。
当時、付き合っていた彼女を家の前まで送った、その帰りに出逢いました。

その元カノの家のスグ横は小学校があり、グラウンドもありました。

私はその横の歩道を歩いて帰っていたのですが、どこからか「ミャア~、ミャア~」と、弱々しくも必死の声が聴こえてきました。

「なんだっ?」と思うと、真向かいから、小さい小さい仔猫が冷たい雨にずぶ濡れになりながら、フラフラ、ヨタヨタと歩いてきました。

ヨロヨロとまっすぐ歩いてもいなければ、今にも崩れそうな姿勢です。
それが、ピースとの出逢いでした。

私の目の前までの位置になると立ち止まって、私の顔を見て、必死で「ミャア~! ミャア~!」
私の第一声は「どうしたんっ?!」でした。

片手に乗るぐらいの小ささで、冷たい雨に打たれて、場所的にも捨て猫か?と、スグに思いました。
でも、家は猫が飼える物件ではないし・・・少し、躊躇(ちゅうちょ)してしまいました。

その子の毛色は、昔、一緒に暮らしていた猫にも似ていました。
当時、一人で一軒家に暮らしていて、自由に外にも出していて、ケンカにも強い猫でした。

それが、最後まで面倒を見てあげられないことになってしまって、すごく後悔して、ひどく自分を責めて続けていた時期が私にあります。

そうして何年も苦しく続いた痛みが、和らいでいた頃の出逢いでした。

でも、私は過去を思い出し「自分に飼う資格はあるのか?」とも思い、余計に躊躇してしまっていました。

その間も、その小さな猫は私の目の前で必死に「ミャア~、ミャア~」と訴え続けています。
見た瞬間に、このままだったら、冷たい雨の中、この子は朝まで持たない!と思いました。

それでも私が手を出せないまま、かがんで「寒いよな。大変だよな。お家は?」などと話しかけていましたが、その子のなき声が「飼ってよ! 飼ってよ! いい子にするから! 飼ってよ!」

まるで、そのように訴えてきていると感じました。

「飼いたい! この子を、うちの子にしたい!」

内心では、一瞬で強くそう思っていました。

・・・ などと思っているうちに、「ミャア。。。」と私の横を通り過ぎようとします。
(もう、いいよ。。どうせ、飼ってくれないんだね。。。)という声が聴こえてくるかのようでした。

もう、たまらず手をだして抱きかかえてしまいました。
それから元カノに電話して、どうしようか、と相談はしたものの、元カノは団地の実家で家族もおります。

その間も私の胸のところで「ミャア~、ミャア~!」が止まりません。
「飼ってよ~! 飼ってくれないの~?!」と言われているかのようでした。

その後の会話のイメージ・・・

「うちの子になる?」 ⇒ 「ミャア~、ミャア~」(うん、なる!)
「うちでエエんか?」 ⇒ 「ミャア~、ミャア~」(うん、いいよ!)
「一緒に帰るか?」  ⇒ 「ミャア~、ミャア~」(うん!)

それでも、どこかの飼い猫だったら勝手に連れて帰ってはいけないと思って、夜21時過ぎにはなっていましたが、周辺の家、3件ぐらいは聴いてみました。

「この子、そこのグラウンドの脇にいたんですが、どこの子か知っていますか?」

時間的にも、突然の訪問者にビックリされるだろうな、とは思いましたが、当時、私は訪問営業マンの仕事をしていたのでと思い切れました。

その頃には「ミャア~、ミャア~」の声も、少し静かめになってきていました。

私の胸あたりの体温で温まってきたのかな? それなら良かった。。。
カッターシャツの胸ボタンを開けて、Tシャツとの合間に、その子を入れていました。

予想通りと言いますか、やはり、誰もこの子のことは知らないようでした。

そうして、私も「よしっ、一緒に帰ろう! 今日からうちの子やで(^^)? もう大丈夫やからな」、この子と一緒に生きていく決心が付きました。

「最後まで一緒に居てあげられなかった、あの子の生まれ変わりかもしれない」
「埋め合わせになるかはわからないけど、今度は最後まで幸せに一緒にいてあげよう」
「巡り合わせてくれたのかもしれない」

それから早、18年。
至らぬ私に巻き込まれて、ピースも色々なシーンを私と経てきました^^

そんなピースとの一コマ・・・^^↓

私の個人的な悩み^^

 

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