あなたは、これから非常に大切な商談を控えているとします。
そこで商談先に移動するために、満員電車に乗っていました。
タクシーなどは渋滞に巻き込まれる可能性があると考えて、わざわざ、電車にしたわけです。
ところが・・・!
その電車が、大幅に遅れてしまっていたとします。
そりゃ、焦るなんてものではありません。
イライラ感が募ってきてしまいます。
気持ちを乱したくないとも思うのですが、目の前のこの現実!
車内も、ブツブツ言う人が増えてきて、イライラムードがムンムンと・・・。
・・・ では、到底、済まされません。
・・・ でも、到底、済まされません。
はい、あきまへん。
・・・ とも思います。
価値チェ~ンジ!
「CHANGE! YES! I CAN!」といったところでしょうか。
そもそも、予期せぬ電車の遅延は、改札でもらえる遅延証明書で証拠として示せるものですし、本来、自らの責任とは言えないでしょう。
こう思ったとします。
商談時間に遅刻。信用が傷つく。話がうまく進まなくなる・・・etc
商談に向けるトークやステップの見直し時間が増えた、とします。
「電車はタイムテーブル通りに発車したり、到着するもの」という用途を、強引ですが「電車は考えたり、見直し・ブラッシュアップをする時間を与えてくれるもの」に変更してしまうわけです。
だからといって、もう少ししたら遅刻する現実は、もはや、どうしようも出来ることではありません。
勝手に、頭の中だけで思っているだけでは済ませられません。
事前対応と事後のそれとは、同じことをしたとしても、まったく違います。
このように計算したとします。
人は頭で考えるよりも感情で考える、頭で判断しているようで感情で判断しているところのほうが大きい、というのが、販売心理でもあります。
印象次第で大きく左右されるのなら、事前にオフィスで考え抜いた完璧なトークより、もしかしたら、時間短縮・整っていないトークであったとしても、案外、そのほうが惹き付けるかも?しれません。
少なくとも、頭で思って考えていたことが、全てなわけはないでしょう。
がむしゃらだった初心の頃に帰ることで、予想外の好転を惹き寄せることもあるかもしれません。
一回目は手短なあいさつやトークだけになったとしても、印象次第で次のアポイントが、その場で取れてしまう可能性を上げる・・・というふうに考えても良いかもしれません。
少なくとも、イライラ感に呑まれた表情で会うよりは、ずっと良いでしょう。
電車が進まないでいる間に、次に繋げるための決めトークを考える時間が与えられた、とも言えますね。
相手は、アクシデントがあっても動じていないあなたの表情に、より信頼感を増す、と仮定したら、どちらのほうが得でしょうか?
電車の遅延は、あなたの価値を上げるものに転換されることになります。
・・・などと思ってみました。
こんなん書いて、いざ実際の場合に、ほんまに出来るんかいな?と思いつつも、あとは商談や、その先に向かう想いの強さ次第でしょうね。
想い次第で出来ること・出来ないことは、大きく変わると改めて思う、今日この頃です。
ネイティブ・アメリカンの有名な言葉からー
「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい」
少しでも、このように生きたいね^^
~ 親愛なる娘へ
きみが生まれてきてくれた時のこと、思い出さない日は本当にないよ。
涙が出て止まらなかった、あの時…。
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