久々と言いますか、ハードな相談を受けました。
一言で言えば、かつては勢い良く才能や特性を活かし伸び続けていた起業家の方が、時代の変遷とともに今までにない「苦境」にぶつかっている内容です。
結論から言えば、「起業家であるがゆえの苦しみ」であり、「起業家であるがゆえの打開力」が表裏一体となって存在していると言えます。
具体的な中身を書くわけにはいきませんが、似たような「苦境」は形は違えど、きっと、十人十色であることでしょう。決して、怠けていたわけでも時代の移り変わりを舐めていたわけでもないが、各々の事情でイノベーションが追いついていないわけです。
あえて、釈迦に説法なことを書きます。
「苦境」が多くの学びを自ずと与え、真正面からぶつかり乗り越えたあかつきには、今までにはない深みと喜び、言葉には代えがたいものがある、より豊かな人生になっていることでしょう。
そこに人生のダイナミズム、醍醐味があるというだけでなく、あなた自身があなた自身を社会に反映させ生き抜くことこそが課せられた使命であり存在価値なのではないでしょうか。
「使命」であれば、与えられた命をどう使うか・・・ということです。もし、命をムダに使ってしまっていては周囲にマイナス影響となりかねませんし、人とかかわって生きるのなら、自らを強く生きる責任があるということでしょうか。
それは本質では他者から慰められようが叱咤激励されようが、多少は効果があるかもしれませんが、最後はやはり自分自身、どこまで感じ続けて乗り越えられるか。
そんな状況の時こそ「生かされている」ということを本心で感謝の気持ちとともに実感し、打開力にのせていけるか、ではないかと思うのです。
小難しい言い方になってしまい、大変、申し訳ありませんが、そのように強く思うのです。
そして、そう遠くない将来で見返した時に、それこそが何より愛する我が子にも誇れるものであり、与える価値のある影響だと思います。
もし、いつか話せる時が来たときに、それは無形でありながら最大で最高の遺産となるでしょう。
我が子が生まれた時のことを、何度も思い返してみてください。そこに、あなたの見つめるべきものがあるのはもちろん、進むべき道があります。
我が子は、あなたの生命を受け継ぎ、未来に進めてくれる唯一無二の存在です。
決して、今だけに囚われず、恐れも嘆きも自分自身の醜さもすべて受け入れる度量で、ただただ、我が子、家族のためを想い、そのために今から社会の役に新しく立ち直すには、どうすればよいのか、ひたすらに考え抜き情報収集を続け、評価をおそれず形にしていってください。
あなた自身の特性を新しい形で、より魅力とパワーのある存在感として打ち出してください。
そして、弛まず磨き続けていった先には、かつて、あなた自身がそのように乗り越えてきた経緯があるように、過去以上の産物を手にしていると強く確信いたします。
あなた自身の底力は、まだまだそんなものではないのは、あなた自身が全く諦めていない姿、そこに秘められており、前述の蓄積を少しでもスピーディにこなしていった先には必ず具現化出来るものです。
決して、悲観にくれず怯えにも囚われず、ご自身の魔を打ち払い、強固に前に進む打開力、あなたはそれをお持ちであるし、そのことをユメユメ忘れないで欲しいと切に願い続けます。
とても生意気を言うようで恐縮ですが、あなたが一人で生きているわけではないからこそ、そのようなチカラを持たされ生かされているわけです。
拝
ネイティブ・アメリカンの有名な言葉からー
「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい」
少しでも、このように生きたいね^^
~ 親愛なる娘へ
きみが生まれてきてくれた時のこと、思い出さない日は本当にないよ。
涙が出て止まらなかった、あの時…。
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