マーケッターもグロースハックを

◆ 「グロースハック」は重要な鍵です。

「グロースハック」という言葉を聞いたことがあるマーケッターも、そうでないマーケッターも、いずれにしましても「グロースハック」の視点は学んでいただきたいと思います。

  • グロース:Growthは「成長」というのは、スグわかると思います。
  • ハック:Hackとは「創意工夫」です。

グロースハックは、エンジニアやプログラマー系のものと思われがちですが、案外、それだけではありません。

広告展開では広告素材を始めとした表現を広告クリエイティブと読んで、様々なアイデアや創意工夫、少予算でのテスト出稿や異なるタイプの広告を同時に出稿して比較するA/Bテストなどを行います。

グロースハックではこれらも含みますし、それだけではなく、商品やサービスそのものからして売れる仕組みを盛り込んで、綿密にブラッシュアップを重ねていくプロセスです。

売れる仕組みのコンサルティングを行なうプロセスにも類似しています。

その考え方やフレームワーク、マインドセットは、マーケティングだけでは解消できない点も含めて打開していける可能性が大いにあります。

これは自社サービスにも充分に活かせますし、自社サービスのほうがスピーディに活かせやすいでしょう。

「グロースハック」とは様々な言われ方をしていますが、気になる方はいろいろと調べてみてはいかがでしょうか。

私はまず、「成長のための創意工夫」と捉えました。それもデータを基にした根拠のある創意工夫、組み立てです。

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やはり、経験や勘も重要ですが、それだけに依存するのはビジネスではありません。

泥臭いのは大切ですしグロースハックも泥臭い地道なプロセスですが、特定の人物の勘だけに頼るようなリスキーなことはあり得ません。

 

◆ レスポンス・マーケティングは科学的

特に、マーケッターの間で「レスポンス・マーケティングは科学的」と言われますが、どこまで具体的に科学的にしているか、実際は各人様々です。

複雑にしすぎていて机の上でしか通用しなくなっているのはもっての外ですが、そうでなくても、シンプルに進めるのと、雑に進めるのとを混同している場合も見受けられます。

雑にしていなかったとしても指標の捉え方が進化していない、などもよくあります。

いずれも、どこかに独りよがりな面があっても、それが客観的に表面化できていなくて常について回るようでは、打開の障害で生産性は落ちる一方となります。

本来の広告効果測定であるデータを基に徹底して落としこむという点ではグロースハックにも通じますが、商品やサービスそのものまで変換させていくグロースハックのほうがもっと幅や奥行きがあります。

 

 

◆ 起業家である以上、常にスタートアップ

急成長を成し遂げるための企業体をスタートアップと呼びます。

起業して間もない企業に限らず、急成長を計画的に実施しようと取り組む企業は総括して、スタートアップ企業と呼ばれます。

起業家である以上、常にスタートアップなのは、クライアントさんに対しても、自分に対しても、です。私は、そう考え取り組んでおります。

グロースハックの視点や考え方、取り組み方は、アプリ提供サービスやWEBサービスをメインとしたものですが、それらはマーケティング展開をしていくビジネスであれば他のビジネスにも置き換えることは出来ます。

これからのマーケッターには、その視点を持って取り組んでいただきたいと思いますし、マーケッターに限らず、全ての起業家に必須だと思います。

とはいえ、「グロースハック」でキーワード検索すると、なかなかに難解に思えてしまうかもしれません。

まだ明確な定義付けもなく、人によって様々な定義がされています。

比較的、新しいものですが、これからのリアルな発展には欠かせません。

今までは一部のコンサルタントだけが提唱できていたような考え方や取り組みが、グロースハックには含まれているといえるでしょう。

当ブログでも、今後、平易な表現でお伝えしていきたいと思います。

 

その前に、まずはスグに取っ付きやすい書籍を1冊、ご紹介いたします。

いちばんやさしいグロースハックの教本 人気講師が教える急成長マーケティング戦略 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)

同書籍は、「グロースハック」で色々と検索すると、必ず目にすることがあると思います。

その名の通りなのかは分かりませんが、内容も、とても分かりやすく書かれていました。

まず、「グロースハック」を知るには最初の一冊としてオススメできます。なお、Kindle版も出ています。

 

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