自分にとって、ベストの時間の使い方とは、どのような時間の使い方ですか?
たとえ、それが世間一般、マジョリティ(過半数・大多数)の時間の使い方とは違っていたとしても、自分の可能性を良い意味で、もっとも発揮しやすい流れのほうが大事ではないでしょうか?
ここでマジョリティなのか、マイノリティ(少数派)なのかは問題ではありません。
どちらであったとしても、そのほうが自分自身を伸ばすことにも繋がり、心地よいのでしたら、自己肯定して良いところだと言えます。
例えば「常識の枠に囚われない」とは、よく言われますね。
でも、常識も大事ですし、それを踏まえた上で考えて、その枠から外れてみるということです。
他にも、少し心理学的な言葉では「準拠枠」という言葉もあります。
これは「対象を認識する際に使われる判断の枠組みのこと」(ウィキペディアより引用)という意味ですが、人それぞれの判断基準とも言えます。
人は、その人それぞれの体験や経験から、何かしらの準拠枠を持ちます。
そこには、その人の思い込みからの枠組みも当然のように組み込まれます。
そして、人は大きな変化を生理的に嫌うので、この準拠枠から外れる物事に対しては、反射的に抵抗感や嫌悪感を示すことが少なくありません。
そうして、その枠組みから外れたというだけで、短絡的な人によっては「え~?!」と非難めいた捉え方をしてしまったりしてしまいます。
口には出さなくても、態度で如実にそれが現れているというケースもあるでしょう。
(リップサービスで、その場だけ合わせてくれているかが問題なのではありません)。
それはそれ自体がドリームキラーになりかねない関わりだとは自覚せずに、ただ条件反射しているだけです。
あなた自身を見ているようで観ていない、ただの反射です。
固定観念からの反射とも言えるかも知れません。良いも悪いもありません。
なぜ、ドリームキラーになりかねないと言えるかといいますと、あなたのためというような素振りをしながらも、その人の枠組みを守りたい、その人のだめだけの姿勢だからです。
そこには積極的に相手を知ろう、理解しようという姿勢は低いですね。
そういった他者の準拠枠に揺らいで囚われて、罪悪感や後ろめたさを、あなた自身が持ってしまうと、あなた自身が損をします。
ですので、そこに囚われる必要はないということです。
あなたの感情の責任者は、他ならないあなたご自身です。
「正常性バイアス」という言葉もあります。
これは「認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと」(ウィキペディアより引用)というものです。
この視点で観てみるなら、例えば「私は皆と同じように、ちゃんとしているから大丈夫だけど、あなたは、そんなんで大丈夫だと思ってるの?!」みたいな言い方も容易に出来てしまうでしょう。
ところが、大多数の枠組みに従っているほうが良くないということもあるわけですので、これは一概に言えないわけですね。
大切なのは、大多数かどうかよりも本質(コア)です。
ここでは、あなたご自身のコアを現実に伸ばしやすい方向で過ごしていって欲しいという想いで記しました。
あなたご自身のポテンシャルを発揮するためのタイムマネジメントを、他者のタイムマネジメントに当てはめたりしてしまうと、フラストレーションが溜まり続けると思います。
そうすると、あなたはこじんまりと小さくまとまっていくことになったりして、余計にイライラが募ってしまうのではないでしょうか。
どこか窮屈で閉塞感が漂うほどにフラストレーションは溜まり続けますが、精神衛生上、そういったことは出来る限り避けたいわけです。
コロナ禍、Withコロナの時代になっていますから、尚のことですね。
窮屈で閉塞感が漂うほどに、自分の心の声も聴けなくなっていって、同時に他者の心の声も聴けなくなってしまいます。
それは相互理解や相互尊重から、かけ離れていくことになり、大切にしていくこととは真逆の時間の使い方になってしまいかねません。
抑圧すればするほど落とし穴にハマりやすくなってしまいますので、流されずに軸や土台を大切にしていきたいですね。
大げさに聞こえるかも知れませんが時間を使うとは、生命を使うということです。
生命を使うとは「使命」に対して、どう在るかということで、過ぎた時間は2度と戻ってきません。
自分のために、どのように時間を使うか、自分を大切に扱うから他者を大切に出来ます。
ネイティブ・アメリカンの有名な言葉からー
「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい」
少しでも、このように生きたいね^^
~ 親愛なる娘へ
きみが生まれてきてくれた時のこと、思い出さない日は本当にないよ。
涙が出て止まらなかった、あの時…。
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