「売り込み臭」が強いほど ー 基本のキのキ

 

「売り込み臭」が強いほどに、差し迫った緊急の見込み客しか反応しなくなっていきます。

これは言葉の表面を捉えるのではなく、その本質を観るようにしていただきたい基礎土台のところです。

臭いが強いほどに、見知らぬ他人の見込み客からは警戒されることも増えていくという感情の流れですね。

逆に、ファン化が出来ていくほどに、売り込みは売り込みではなくなっていきます。
 

ぬく太郎
それを待ってたんです!

ぬく太郎
教えて欲しいんです!

……と、逆の反応が来るようになっていきます。

これは基本のキのキですが、だからといって一朝一夕というわけではありません。

 

そのためには、素直な感性で、素直な言葉で、相手目線に合わせながら、ココロをくだいてWhyを伝え続ける手順を創ることが必要になってきます。

ここで言う「手順」とは、登りやすい階段です。

知らず知らず、断崖絶壁になっていたら、よほどの人でないと登れません。

登りやすく体系的に整理された、ゆるやかなステップです。

 

この” 徹底 ” が、コンバージョン(成約率)を引き上げて徒労をなくしていくものとなります。

くどいようですが、” 徹底 “ですから、なくとなく、こんな感じではありません。

まさしく、PDCAが大事な要となります。

PDCAと クルクルと フィッシングと生きる道

 

手前味噌ですが、私は集客の仕組み化のクライアントをネット上で募集していた時期、自社コンバージョンは、90%越えがコンスタント状態でした。

驚異的な数字だと思いますが、瞬間最大風速ではなく継続的なものとして、その90%の内訳は、皆さま優良クライアントです。

いずれもセールストークはほとんどする必要もなく、無料相談に応えていただけで正式お申し込みをいただけるという楽な流れが出来ていました。

しかも、無料相談に申し込まれる前から「正式申し込みをしようと決めていました」という、有り難いケースがほとんどです。

残りの約10%の大半は、恐縮ながら、自分からお断りさせていただいていたという内訳です。

今はネットからの一般募集はしていません。

自社を、そう大きく広げるつもりもなかったということと、おかげ様で今は、縁故、および優良クライアント様からのご紹介のみとさせていただけております。

 

この楽になるための、半自動化のための一連のプロセスを創る際の根底には、本質を観ていこうと、近づいていこうとする姿勢が根幹となります。

なんとなく出来ることではなく、脳みそに汗をかいて、さらに汗をかいてというブラッシュアップの積み重ねで、独自性が磨かれていき後がラクになるというものです。

誰だってラクな方向に流されたくなりますし、つい、外観ばかり観ていこうとされがちですが、同時に内観の深耕化も重要というところです。

 

ちなみに、無料オファーは有料でも充分に通用するレベルであってこそ、オファーとなり得ます。

これも基本のキなのですが、案外できていない痛い事例を見かけます。

太郎
そのオファーは無料ではなく、有料でも売れるものですか?

広告それ自体をお金を出して買う人はいませんよ。

もし、無料だから後半は広告三昧にして良いと考えているのなら、それは基本を軽視した「守」を出来ていない独り善がりです。

 

「守・破・離」というプロセスの重要性

 

伝え方が独り善がりのまま進むほどに、サイレントボイスは視えなくなっていきます。

自ずと手からこぼれ落ちるように取りこぼしが増えて、それは見込み客の方にとっても機会損失となることとなります。

それを……

から太郎
あの人は見る目がなかっただけ

もし、このように考えているだけだとしたら、それはプロなのでしょうか?

プロというより、ぬるま湯の風呂(フロ)に私には思えます。

ぬるま湯の中のカエルのようにならないよう注意したいところです。

 

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