アジュガのパンドラボックス

アジュガの花言葉:「強い結びつき」、「心休まる家庭」

アジュガという花があるのも知らなかったけど、ふと見かけた、この花言葉。

そういえば、あの時は、この花言葉のように、全てを心から信じ切って疑いもしなかった。

今思えば、盲信か視野狭窄になっていたのは明らかで、見えかけていても無意識に速攻でフタをしてしまっていたのだと分かる。

そしてフタの開けられ方が、まるでパンドラの箱のようになっていっていた。

 

今となっては、もし、はないのだけど、「終わりの始まり」を、それとして受け止めていられたなら、それは防げたようにも思える。

ただ、心の中で目を逸らしていた二人だったから、パンドラの箱になってしまってからは手の打ちようがなく、防ぐための一歩が見い出せなかった。

あの時点でのアジュガなら乗り越えられたであろうに。

無理解に画一的な権威に踏み荒らされる前に、出来ることは、きっと沢山あったはずなのに。

幼く若い(そうは思ってなかったけど)二人だったね。

哀しい歌詞が似合いそうな調べ。

 

世間が、もっと進化していたらって、何度も何度も痛切に思ってきた。

けれど、世間に望んだって、いつになるか分からないから、自分が進化したほうがいいよね。

そのほうが、少なくとも自分の周りを取り巻く、小さな世界は変わっていくだろうから。

壊れた過去は分からないけど、もし何か出来るときがやってきた時に、少しでも充分に応えてあげられる自分に近づけるように。

 

あの過去は生命が続いている以上、過去ではなくてリアル。

ゆえに一日足りとも忘れられないけれど、だからこそ、過去と同じような生き方はしない、もう出来ない。

そこにあるのは、自己犠牲でも他者犠牲でもない。

私は、私を生きていく、ということを考え続けて、倒れぬように、弛まぬように、ゆっくり、ひらひら歩いていく。

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「言葉の糸」

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近ければ近いほど

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辛いと感じているのは

間違っていなかったんだ

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そう 一人でも感じてもらえたら

未熟な私が 未熟なまま 紡ぐ言葉

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