ちょっとした演出効果を。。
お互い、仕事上では目的があって人と接するわけですね。
そこで、ちょっとしたやり取りの中で、相手からどのような印象に映るかという点について、ふと、少し思い出した自らの魅せ型の変遷について綴ってみます。
今回の記事は、それこそ、個人日記のようなものです^^
内容的には「自己否定感が強く、その反動で拡張自我に依存する虚飾」という、高級ブランド物に依存するなどの話ではありません。
仕事がうまくいきますように・・・と願いを込めて「ちょっとした演出効果」を考えた時のものです。
今から10年前以上の起業当初(起業後、3年ぐらい?)、駆け出しなのに、何かしら褒められた時・・・その時に対する態度を変えていった時期のことです。
お世辞ではない時 お世辞の度合いが少ない時
(例)「村田さんのマーケティング力は、本物に見えますね」
お世辞で言われたわけではありません。
その方には、そのように感じられたわけです。
ですが私としましては、言われた瞬間に、自分以上の人は世間に沢山いるし、自分なんて本当にマダマダだ、という意識が頭をよぎります。
とっさに「いえいえ、そんなことないですよ」と言いたくなります。
このことを「ありがとうございます」に変えた時期・・・。
いつ頃だったかな・・・? それこそ、30代前半の頃だったかも?
ピース(我が家の猫)が子どもの頃、やんちゃな頃・・・。
起業して、まだ数年のレベル。マーケッターとしても。
言われた言葉に対する、確固たる自信があったわけではありませんでした。
それでも「「ありがとうございます」にしたほうが、自信があるように見える」
そのほうが仕事が、うまくいくと学んだ時に、それならとそうしてきました。
誰からだったかな・・・?
「イメージコンサルタント」さんと交流会で知り合ってから、でした。
口にした以上、応える努力を惜しまなければいい、という腹積もりだったようにも思います。
この辺りがポイントでしょうか?
- クライアント様は、こちらが完璧でなくても、特に怒りはしない。
・ 逆に、完璧に見せようなどとすると、クレームになるはず。
・ クライアント様と共に「脳みそに汗をかき続ける」約束をする。 - 業界でトップクラスの人ではなく、私を選んだ理由は?
・ 良心価格というだけではなく、人間としてのカラー(相性?)
・ 「仕事への取り組み姿勢を感じて」と言っていただけたこと。
・ たまたま出逢ったから、適当に行き当たりばったりではない。
・ 「業界トップの人ではなく、私は村田さんが良い」・・・等々。
・・・ 染み入るほどに嬉しい言葉。 - 誠実に考えて、努力する姿勢に喜んでいただけた。
・ スキル以上に「あり方」
・ スキルは「あり方」よりは、上げていきやすく思える。 - 「学ぶは真似る」インプット&アウトプット 加速の意識が強められた。
・ 何も見なくても、普通に言えるぐらいには染み込ませよう。
→ レシピを見なくても料理できるイメージ。
・ 「TTP: 徹底的にパクる」 - 仮に、全く同じサービスをしていたとしたら?
・ 自信があるように見える方に、人は流れる。
・ 「人は頭(思考)より、感情で判断する」
・ だからといって、自信満々に見える人が良い対応とは限らない。 - 内心で「自分のほうが、心を込めて行なう」という決心で受ける。
・ 駆け出しでもプロの意識を。この仕事で生きるという心。 - 自分が理想とする「実力」は、後から付いてくる。
・ そのためにも実践の機会を獲得する(創り出す)。
・ 未だに「理想」になど辿り着けない。
あれこれ悩んで「これら↑のためには・・・? 演出も必要か・・・」と思った時期がありました。
クライアント様や外部の大半から見たら、こちらが「そんなことないですよ。マダマダです」と言ったところで、「いえ、私から見たら、あなたは先生レベルです」と見えているわけです。
段々と、このような瞬間に限っては、業界トップクラスの人を意識する必要はないと思いました。
外部の大半・・・ここでは「内容をまともには知らない方」を指しています。
トップクラスではなかったとしても、知らない方から見たら、充分に「プロ」に見えるわけですね。
また、大先生ではないからこそ、細やかで密接した個別サポートができる、というメリットもあります。
・・・ だとしましたら、プロが「そんなことありません。マダマダです」というのは、時には謙虚でいいですが、お客様や外部とのファーストコンタクト、第一声からはあまり言わないのではないでしょうか?
例えば、です。営業マンが、このようにトークしたとします。
いやぁ、我が社の商品は、マダマダです。
大手の○○○に比べると、知名度も低くて、性能もマダマダな商品なんですけど、頑張りますから、買ってください。
今、書きながら思ったのですが、これでは、誰も買わないですよね^^
大手にはない強みがあったとしても、これでは伝わらず・・・
パチもんを売りつけるのか!
パチもんでもなければ、大手には出来ない強みもあるのに、そのように言われてしまうかも?しれません。
「弱み(デメリット)」を認識することも大事ですが、いずれにせよ、万人が間違いなく満足できるような完璧な商品やサービスなど存在しません。
「強み(メリット)」を伝わるように出していくことで、クライアント様に機会が提供できる、と考えたら、伝えきることは、とても大事なことです。
例えば・・・
- 細やかで綿密なマンツーマン対応
- 知識やスキル以上に根幹となる「あり方」
- トップレベルの知識やスキルはなかったとしても、学び続け変化していく「変化力」
- 「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一、生き残るのは変化できる者」(ダーウィン)
・・・などなど、具体的には、事業内容に応じて、もっと様々、見い出せていけるはずです。
見た目を変え始めた時期
このコラムを書いたのは8年前ですが、内容を実践し始めていたのは、もっと前となります。
上記のコラムでネタに用いた「オーダーメイド」に限らず、服装のカラーを明るめのベージュなどに変えたりしてきました^^
冠婚葬祭を除いて、ブラックスーツ(グレーや紺系も)は、私はめったに着ていないです。
それまでは、真面目に見えて清潔であればいいだろうぐらいで、地味な感じだったかと思います。
メガネも薄く色付きのレンズに変えたり、フレームも変えたり。
あごヒゲを生やすようにしたのも、同時期でした。再度、髪を染めるようにもしました。
持ち物も変えていくようにして、今は落ち着いた感じに少しなったきた?
「おしゃれですね」と言われたときには、「広告、クリエイティブ業界にいますので、業界に合わせて、ですね^^」
業界の人間? プロっぽく魅せられたら、それでいいと思いました。
個人としての自己主張を見せつけたいわけではない、という表現でもあります。
変えていった時期は、それまでの私を知る先輩からは・・・
雰囲気、変わってきたね
なに? ちょいワル?ww
・・・と言われても、仕事のためならば気にしないでおこう、ですww
身近な周囲が変化を、すぐに理解してくれるとは限りません。
もし、「○○デビュー」などのように下世話に思われてもスルーです^^
ちなみに、私が本当に個人的な趣味に走るのなら、こんな大人しめのものではありません。
それは、ここでは大事な内容でもありませんので割愛いたします。
それに、個人としての自己主張に走りすぎると、「拡張自我」に依存しかねないかもしれません。
極端なイメージで言えば、高級ブランド物に身を包み、とてもキラキラで香水臭さまでする、肩にはペルシャ猫、片手には高級グラスに赤ワインのようなものでしょうか?ww
部屋のシーンは、高級ホテルのスイートルームで、高級家具も様々なものが配置されています。
豪華なシャンデリアの、ゆるやかに揺らめく光を受けて、「オッホッホ~!でございますぅ」でしょうかw
これじゃ、マンガのようですが、現実にそこまで行ってしまうと、うっとうしく見られるかもしれません。
バランス感覚、加減が必要と思うところです。
歩き方・立ち居振る舞い
せかせか歩かない。大股でゆっくり歩く。深い呼吸をするように意識し始めたのも、この頃だったかもしれません。
(プライベートでは、気にしていません)。
私は、男性の中では身体は小さいほうです。
(縮んでいなければww 165cm)
チーフ料理人時代の名残りか、意識していないと手の動きも早いほうなので、ビジネスシーンでは、一呼吸を置いた動き、ゆっくりを意識するようにします。
(忘れている時もあります(笑))
たまたまか、だからなのかは明確ではありませんが、このようにしてきた時期から、起業活動がうまく回りだすようになってきた気もするような・・・。
どうでしょうね。。
「コーディネイトは、こーでねぇと(こうでないと)」でしょうか(笑)
・・・ こう書いた割には、実際は、大したことありませんww
過剰な期待など、ワザワザしないと思いますが、されませんよう・・・(笑)m(_ _)m

ネイティブ・アメリカンの有名な言葉からー
「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい」
少しでも、このように生きたいね^^
~ 親愛なる娘へ
きみが生まれてきてくれた時のこと、思い出さない日は本当にないよ。
涙が出て止まらなかった、あの時…。
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