「自己呈示」とは?—あなたが演じる“自分”のリアル 2025.02.08 ココロに想う素 「本当の自分って何?」そう考えたことがある人は多いのではないでしょうか。日常生活の中で、私たちはシチュエーションに応じて異なる顔を見せています。たとえば、職場では責任感があるしっかり者として振る舞い、友人の前ではちょっと砕けた陽気な自分でいる。そして、SNSでは「映える」自分を演出す
孤独の先にあるもの──真理を追い求める生き方の価値とは? 2025.02.07 ひとりごと 人は誰でも、他人と関わり、共感し、分かり合うことを求めるものです。しかし、真に深い真理を追い求めるほど、人は孤独を感じることが多くなります。この矛盾が生み出す辛さは、実際に経験した人にしか分からないのかもしれません。例えば、一般的な価値観や共通認識には、相互承認の要素が含
自己承認と自己受容から 2025.02.06 ココロに想う素 自己承認は、自分の都合の悪いところに蓋をして都合良く解釈する承認です。自己受容は、都合の悪いところもそのまま見つめて許し受け止める在り方です。自覚できるほどに客観視し、その場で度合いを使い分け、だんだんと切り替えやすくなってきますね。支援者マインドが薄まり、当事者マインドに偏るほどに
相互尊重の上で「生きやすさ」を目指す 2025.02.05 ココロに想う素 傾聴における「共感」今回の記事は、傾聴者のはしくれとして記してみます。一般的に「この曲に共感する!」という表現がありますが、傾聴でいう「共感」とは異なります。「この曲に共感する!ひゃっほー!」というのは、実際には「同感」を表しています。傾聴における「共感と同感」につい
急がない 2024.11.01 ココロに想う素 親切心から優しさから、つい、どうにかしたいと急いでしまう。それは親切心なのかもしれないし、優しさなのかもしれないけれど、本当なのかどうか。そこに「自分がどうにかしたいから」というエゴはないか?エゴがあるなら、それは大きなお世話。大きなお世話だけで済むなら、まだいい。相手に
傾聴するなら、話し手の方に「安心して」欲しい…。だけど… 2024.10.24 傾聴に想う素 真摯な傾聴に伴に向かいたい方に、私への思いを綴ってみました。○ 話し手の方に「安心して」いただきたいのは、私もです。ここは傾聴者を志す方なら、きっと多くの方が共有ゾーンだろうと、私は推察しているところです。そこで傾聴の3つの基本態度条件
クライエントさんから「私、どうしたら、いいのでしょうか?」と聞かれた時 2024.10.08 傾聴に想う素 このタイトルのことは、結構、悩むところではないかと思います。クライエントさんは、ただ聴いて欲しいという思いもありながら、相談に来ている心境ですから「私、どうしたら、いいのでしょうか?」という質問は出やすいものと思います。おそらく、他所でも同様の質問をして来て、それでは満足でき
目に見えるもの・耳に聞こえるものが全てではない 2024.09.25 傾聴に想う素 どんなに優しく振る舞ってくれているように見えたとしても、心の中で、どう感じているかの非言語は、どこかで透けて見えるかのように感じられます。 たとえば、心の中で否定しているのに、それを隠して肯定的かのように接しられても、それは伝わる相手には、薄々でも多くでも伝わる。
スキル以前に「在り方」とは、何だろう? 2024.09.23 ココロに想う素 ほんわか倶楽部は、他所で話しても余計に辛くなったり…それでも、それでも…巡り巡ってまでクライエントさんがお越しいただける場です。https://a-117.biz/archives/6025今月は、真剣にお悩みを打ち明ける方のお話を、真摯に傾聴させていただきた
妄想と 不安と 恐怖と 灯火と 2024.08.29 ココロに想う素 だまし絵の「ルビンの壺」というのがありますね。壺に見えるか?向かい合っている顔に見えるか?(ルビンの壺)だまし絵と呼ばれる多義図形を見ていると、自分も含めて人は、見たいものしか見ない。自分が視えているものが事実だと思い込む錯視を、改めて感じます。だまし
傾聴するとき、「ガンバロウ」と臨まない 2024.08.11 傾聴に想う素 私は基本的には、傾聴する時、「さぁ!頑張ろう!」とはしません。少なくとも、最初から「一生懸命」聴こうとはしていません。「全身全霊」は自分の中では前提だとしても、「=頑張ろう」ではない感じです。肩にチカラが入ってしまうような意味づけをせずに「あぁ、傾聴するんだ」だけ…みたいな感じでしょうか
真っ直ぐ 真っ正面 2024.08.01 傾聴に想う素 先日、ほんわか倶楽部の傾聴カウンセリング練習会で「リアル・ハード」なほうのご要望があり、私のなかで(命に関わった過去の)究極のエピソードを再現してみました😁実際には、もう20年以上も前の話で、もうほとんどを消化して昇華に向けていると言えるものです。再現とは、当時のそこ